ジアミンアレルギー

美容師がジアミンアレルギーになった時のこと。(蕁麻疹の写真あり)

2024年3月4日

2024.3.4(月)

2016年7月、身体中に蕁麻疹と、湿疹ができ、ひどかった手荒れももっとひどく痒くなって、手全体と、顔もむくんでいました。

その頃の私は、毎月必ずヘアカラーをしていました。明るく染めるファッションカラーです。美容学校を卒業してからずっとヘアカラーをするのが当たり前になっていて、染める時も、染めた後も、痒かったり、しみたりしたことはなかったのですが、

常にひどかった手荒れが、ヘアカラーをしてすぐに、一時的に余計ひどくなり、痒かったです。

今思えばとんでもなくひどい状態でした。はじめに行った皮膚科では原因も分からず、処方してもらった飲み薬、塗り薬、どちらも合わず大変でした。

家の近くで合う皮膚科がなく、以前住んでいた時に通っていた皮膚科に行くことにしました。

その皮膚科は、診断も的確で、薬を塗る順番や、改善してきた時の塗る頻度などをわかりやすく説明してくれて、強い薬を使う時も注意した方がいい事をしっかり教えてくれます。皮膚科選びは本当に大切だと思いました。先生との相性も大事です。

ステロイドの塗り薬を怖がる人もいますが、しっかり指導してもらってから、指導された通りに使用すると、そこまで不安に思うことはないとおもいます。

時にはステロイドを塗っている本人にしかわからない違和感や、合わないなという感覚があることもあります。そんな時は、そのことを相談してみるといいです。

覚えていようと思っても、案外忘れてしまう事もあるので、お薬手帳に、どの薬で、どのような変化があったかなどを簡単にメモしておくのをオススメします。

合う飲み薬を飲んだら、蕁麻疹と湿疹が、スッと良くなるのを体感しました。良くなると言っても、とんでもなくひどい状態だったので塗り薬も併用していましたし、全てがすぐに改善したわけでわありません。

ステロイドの飲み薬は一度も飲んでいません。アレロックという薬が私には合っていました。

症状別に説明すると、胴体部のお腹と背中に湿疹と蕁麻疹。腕と足には蕁麻疹。手と顔は全体的にむくみ。額と耳に湿疹。

不思議なことに、直接カラー剤を塗布していた頭皮は、なんの症状も出ませんでした。

アレルギー症状が出た時の腕の内側の写真です。身体もひどかったのですが写真はこの一枚だけでした。怖かったのを覚えています。

しばらくずっと大変でしたが、1番辛かったのが、額、顔の湿疹でした。美容師は接客業なので、顔の湿疹がなかなか治らなくて、前髪で隠したり、隠しきれなかったりでメンタルにきました。

美容師辞めなきゃいけないのか、と思うと、辞めたくない気持ちがつよすぎて。これからどうしていくのがいいのか、色々考えていました。

オーナーはカット専門店出店しようかと言ってくれて、とても嬉しかったのですが、カラーもパーマもやりたかった私にとって、カットだけの美容師人生は私の選択肢にはありませんでした。

結果、なるべくジアミンに触れないで仕事してみることに。つづく。。。。

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