手荒れ対策

美容師の仕事と手荒れ ( ニトリル製グローブのすすめ )

2024年11月11日

美容学校を卒業して、美容室で働くようになってから、ずっとひどい手荒れとともに生活してきました。

もう10年以上です。

それでも美容師を続けたいと思うのは、やっぱり楽しくて好きだから。

できることなら、手荒れに悩まない美容師になりたかったのですが、なんともない手になるのは難しいのがわかりました。

シャンプーやカラー塗布など、全てグローブをつけていたのに手荒れがひどいままなのは、

肌が弱いから仕方がないと思っていたのですが、そんなことなかったのです。

大きく違うのは、仕事で使うグローブの素材をニトリル製のグローブに変えたこと。

本当に、なんで今まで知らなかったんだろう!なんで疑問におもったり、変えてみようと思わなかったんだろう!

もっと早く知っていれば、今の手の状態も違ったんだろうなと、本当に後悔。

天然ゴム製のグローブをやめて、ニトリル製のグローブに変えてみて下さい。

時々変えるのではなくて、完全に切り替えてみてください。

私の場合、約1ヶ月で、違いを確信しました。

皮膚科の薬を塗っても塗っても仕事から帰ってくると痒くてたまらなかった手が、痒くない!

強いステロイドを塗って、やっと仕事ができる手が、ちょっとずつ手荒れが改善していってる!すごい!

後悔と感動が一気にきました。

気がついてからずっと、ニトリル製のグローブを使っていたのですが、困った事もありました。

ヘアマニキュアの塗布をしていたら、ヘアマニキュアを乗せていた左手の甲のグローブが、

ぶよぶよになっていて、

グローブをはずすと、ヘアマニキュアを乗せていた部分が茶色く染まってしまいました。

ニトリル製のグローブは、ヘアマニキュアや、トリートメントカラーで溶けて浸透する事がわかり、

ビニール製のグローブだと溶けないことがわかりました。

そこで、今は、ニトリル製グローブのうえにビニール製グローブを重ねてはめています。

さらに、グローブが蒸れると、手荒れの原因になる事にも気がついて、

綿の手袋をはめてからグローブをするようにしてから、手荒れがだいぶ改善してきました。

手荒れの原因やアレルギー反応は、個人差があるので、全てのひとに当てはまるわけではないけれど、

自分の手の状態をよく確認して、色々試してみるとより自分に合った対策ができるかとおもいます。

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